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そのな
ふりがな文庫
“そのな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其名
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其名
(逆引き)
又
(
また
)
諸所
(
しよしよ
)
の
修道院
(
しうだうゐん
)
を
訪
(
ともら
)
つて、もはや
此世
(
このよ
)
に
居
(
ゐ
)
ない
会友
(
くわいいう
)
の
為
(
ため
)
に
祈
(
いのり
)
を
上
(
あ
)
げ、
其名
(
そのな
)
を
巻物
(
まきもの
)
に
書
(
か
)
きとめて、
寺
(
てら
)
から
寺
(
てら
)
へと
其過去帳
(
そのくわこちやう
)
を
持回
(
もちまは
)
つたなら、
皆
(
みんな
)
も
嘸
(
さぞ
)
悦
(
よろこ
)
ぶ
事
(
こと
)
であらうが、
第
(
だい
)
一
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
『こゝに
一人
(
ひとり
)
の
少女
(
せうぢよ
)
あり、
其名
(
そのな
)
を
絹
(
きぬ
)
といふ』と
僕
(
ぼく
)
は
小説批評家
(
せうせつひゝやうか
)
への
面當
(
つらあて
)
に
今
(
いま
)
一
度
(
ど
)
特筆
(
とくひつ
)
大書
(
たいしよ
)
する。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
ロバートなんとか氏の
曰
(
いわ
)
く、「一人の邪魔者の常に我身に
附
(
つ
)
き
纏
(
まと
)
うあり、
其名
(
そのな
)
を称して正直と
云
(
い
)
う」
芹川進
(
せりかわすすむ
)
氏の曰く、「一人の邪魔者の常に我身に附き纏うあり、其名を称して受験と云う」
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そのな(其名)の例文をもっと
(8作品)
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