“そのかず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其数50.0%
其數50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、諸人しょにんの説はういうことに一致した。虎ヶ窟に棲める𤢖の眷族けんぞくは、其数そのかずはたして幾人であるか判らぬが、さきの日の市郎の為にの女性の一人いちにんうしなったのは事実である。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これはなんとせしことれるやうな新紙幣あたらしきをばかり、其數そのかずおよそ二十もかさねてうへに一つうらうるより仰天ぎやうてんおもひにりて、むね大波おほなみごとく、さてこそ子細わけありけれとくるふて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)