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せきせき
ふりがな文庫
“せきせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寂々
33.3%
戚々
33.3%
淅々
22.2%
籍々
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寂々
(逆引き)
春の
色香
(
いろか
)
に
出
(
い
)
でたるは
憐
(
あはれ
)
むべく、
打霞
(
うちかす
)
める空に
来馴
(
きな
)
るる
鵯
(
ひよ
)
のいとどしく
鳴頻
(
なきしき
)
りて、午後二時を過ぎぬる院内の
寂々
(
せきせき
)
たるに、たまたま響くは患者の廊下を
緩
(
ゆる
)
う行くなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
せきせき(寂々)の例文をもっと
(3作品)
見る
戚々
(逆引き)
しかし保胤は仏教の
所謂
(
いわゆる
)
六道の辻にも似た此辻の景色を見て居る間に、揚々たる人、
踽々
(
くく
)
たる人、営々
汲々
(
きゅうきゅう
)
、
戚々
(
せきせき
)
たる人、
嗚呼
(
ああ
)
嗚呼、世法は亦復
是
(
かく
)
の如きのみと思ったでもあったろう後に
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
せきせき(戚々)の例文をもっと
(3作品)
見る
淅々
(逆引き)
松吟庵
(
しょうぎんあん
)
は
閑
(
かん
)
にして
俳士
(
はいし
)
髭
(
ひげ
)
を
撚
(
ひね
)
るところ、五大堂は
寂
(
さ
)
びて
禅僧
(
ぜんそう
)
尻
(
しり
)
をすゆるによし。いわんやまたこの時金風
淅々
(
せきせき
)
として天に
亮々
(
りょうりょう
)
たる
琴声
(
きんせい
)
を聞き、細雨
霏々
(
ひひ
)
として
袂
(
たもと
)
に
滴々
(
てきてき
)
たる
翠露
(
すいろ
)
のかかるをや。
突貫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
せきせき(淅々)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
籍々
(逆引き)
その次には君江が名声
籍々
(
せきせき
)
たる文学者の恋人である事をさほど嬉しいとも思っていないように見える事である。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
せきせき(籍々)の例文をもっと
(1作品)
見る
“せきせき”の意味
《形容動詞》
せきせき 【急き急き】
続けざまに起こる様。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
せき/\
しんしん
しん/\
じゃくじゃく