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鳴頻
ふりがな文庫
“鳴頻”の読み方と例文
読み方
割合
なきしき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なきしき
(逆引き)
その水田の方へ、
畷
(
なわて
)
へ切れて、蛙が、中でも、ことこところころ、よく
鳴頻
(
なきしき
)
ってる田のへりへ腰を落し、ゆっくり煙草を吹かして、まずあの南天老人を
極
(
き
)
めました。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
春の
色香
(
いろか
)
に
出
(
い
)
でたるは
憐
(
あはれ
)
むべく、
打霞
(
うちかす
)
める空に
来馴
(
きな
)
るる
鵯
(
ひよ
)
のいとどしく
鳴頻
(
なきしき
)
りて、午後二時を過ぎぬる院内の
寂々
(
せきせき
)
たるに、たまたま響くは患者の廊下を
緩
(
ゆる
)
う行くなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
鳴頻(なきしき)の例文をもっと
(2作品)
見る
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
頻
常用漢字
中学
部首:⾴
17画
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鳴
鳴子
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鳴物
鳴動
鳴門
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