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さゝら
ふりがな文庫
“さゝら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
簓
83.3%
洗箒
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
簓
(逆引き)
しかし横井は
容易
(
たやす
)
く手元に附け入らせずに、剣術自慢の四郎左衛門を相手にして、十四五合打ち合つた。此短刀は今も横井家に伝はつてゐるが、刃がこぼれて
簓
(
さゝら
)
のやうになつてゐる。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
踊
(
をどり
)
といふも
桶
(
をけ
)
の
中
(
うち
)
に
芋
(
いも
)
を
洗
(
あら
)
ふがごとし。ゆゑに人みな
満身
(
みうち
)
に
汗
(
あせ
)
をながす。第七をどり目にいたりて
普光寺
(
ふくわうじ
)
の
山長
(
やまをとこ
)
(
耕夫
(
さくをとこ
)
の長をいふ)手に
簓
(
さゝら
)
を
持
(
もち
)
、人の
手輦
(
てぐるま
)
に
乗
(
のり
)
て人のなかへおし入り
大音
(
だいおん
)
にいふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さゝら(簓)の例文をもっと
(5作品)
見る
洗箒
(逆引き)
氣が
附
(
つか
)
ず燒て仕舞ましたら
何時
(
いつ
)
か
眞赤
(
まつか
)
に成まして役には立ず一本の方は
洗箒
(
さゝら
)
の樣に成て致し方なければ川へ
捨
(
すて
)
ましたと申立けるに原田は
點頭
(
うなづき
)
然らば
愈々
(
いよ/\
)
相違無かと
有
(
あり
)
ければ彌十少しも
僞
(
いつは
)
りは御座りませぬと申すに
依
(
より
)
道具屋林藏は御
用濟
(
ようずみ
)
たり勝手に
引取
(
ひきとる
)
べし
太儀
(
たいぎ
)
なりと申渡され
家主
(
いへぬし
)
嘉右衞門は林藏
同道
(
どうだう
)
にて歸りける夫より
隱亡
(
をんばう
)
彌十は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さゝら(洗箒)の例文をもっと
(1作品)
見る
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ささら
サヽラ