“洗箒”の読み方と例文
読み方割合
さゝら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氣がつかず燒て仕舞ましたら何時いつ眞赤まつかに成まして役には立ず一本の方は洗箒さゝらの樣に成て致し方なければ川へすてましたと申立けるに原田は點頭うなづき然らば愈々いよ/\相違無かとありければ彌十少しもいつはりは御座りませぬと申すにより道具屋林藏は御用濟ようずみたり勝手に引取ひきとるべし太儀たいぎなりと申渡され家主いへぬし嘉右衞門は林藏同道どうだうにて歸りける夫より隱亡をんばう彌十は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)