“ごた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
42.9%
28.6%
14.3%
御多14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さい序曲も、大きい交響曲も、いわゆる聴きごたえがあるのだ。他の指揮者の場合でもそうだが、この楽団を最もよく統率して、最もよくその力を発揮させるのはフルトヴェングラーである。
ごたえのあるお嬢さん——。
巴里祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「知っとる、知っとる。ほんに酒好きけんな。飲ますごっちなか。とてんえれえお爺さんのごたる。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
肥前の呼子よぶこち知っとんなはろが。彼処あっこん王さまんごたっとたい。よか親子ですもんな。三等に乗っとりますばってん、そりゃ貴族院議員の資格もあるちいいよりましたばい。鯨ん鑵詰ばこさえとる。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
ぐわんわたしせう年時代から寫眞しやしんをやる、こん採集さいしうをやる、草花をつく將棋せうぎをさすといふ風で、せう趣味しゆみ多過おほすぎる方なのだが、そして、一時それぞれにかつとねつ中する方なのだが、球突たまつき御多ごた分にれず
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)