“ごじしん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ゴジシン
語句割合
御自身100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こそならべてたしとわれすらおもふに御自身ごじしんなほなるべしおよぶまじきこと打出うちだして年頃としごろなかうとくもならばなにとせんそれこそはかなしかるべきを
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ただ其折そのおり弟橘姫様おとたちばなひめさま御自身ごじしんくちづからもらされたとおむかしおもばなし——これはせめてその一端いったんなりとここでおつたえしてきたいとぞんじます。
それからもうひとここでくれぐれもおことわりしてきたいのは、わたくしがお取次とりつぎすることが、けっしてひめ御自身ごじしんのお言葉ことばそのままでなく、ただ意味いみだけをつたえることでございます。