“このさむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
此寒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくさまさむさうなと御覽ごらんじて、おまへ羽織はをりはまだ出來できぬかえ、なかたのんで大急おほいそぎに仕立したてゝもらふやうにお此寒このさむ綿入わたいれ一つで辛棒しんぼうのなるはづい、かぜでもいたらうお
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
まア此寒このさむいのに可愛かあいい手で足をなでてゝるところはうだえ、……可愛想かあいさうだなー、……残余あまつた料理ものがあつたツけ……賓客きやくのこした料理ものさらなかに取つてあるだらう、……アーそれさ