トップ
>
ことご
ふりがな文庫
“ことご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
悉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悉
(逆引き)
御常の
肌身
(
はだみ
)
に着けているものは
悉
(
ことご
)
とく古びていた。
幾度
(
いくたび
)
水を
潜
(
くぐ
)
ったか分らないその着物なり
羽織
(
はおり
)
なりは、どこかに絹の光が残っているようで、また変にごつごつしていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
老師
(
らうし
)
といふのは五十
格好
(
がつかう
)
に
見
(
み
)
えた。
赭黒
(
あかぐろ
)
い
光澤
(
つや
)
のある
顏
(
かほ
)
をしてゐた。
其
(
その
)
皮膚
(
ひふ
)
も
筋肉
(
きんにく
)
も
悉
(
ことご
)
とく
緊
(
しま
)
つて、
何所
(
どこ
)
にも
怠
(
おこたり
)
のない
所
(
ところ
)
が、
銅像
(
どうざう
)
のもたらす
印象
(
いんしやう
)
を、
宗助
(
そうすけ
)
の
胸
(
むね
)
に
彫
(
ほ
)
り
付
(
つ
)
けた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
客と主人とはそこで
悉
(
ことご
)
とく顔を合わせた。父と高木とが第一に話を始めた。梅子は重に佐川の令嬢の相手になった。そこへ兄が今朝の通りの
服装
(
なり
)
で、のっそりと這入って来た。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ことご(悉)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
あら
くは
くはし
くわ
くわし
ことごく
ことごと
ことごとく
ことごろ
こと/″\