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こうずゐ
ふりがな文庫
“こうずゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
洪水
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洪水
(逆引き)
我国に大小の川々
幾流
(
いくすぢ
)
もあるなかに、此
渋海川
(
しぶみがは
)
にのみかぎりて
毎年
(
まいねん
)
たがはず此事あるも
奇
(
き
)
とすべし。しかるに天明の
洪水
(
こうずゐ
)
以来此事
絶
(
たえ
)
てなし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
まだ
暑
(
あつ
)
い
空氣
(
くうき
)
を
冷
(
つめ
)
たくしつゝ
豪雨
(
がうう
)
が
更
(
さら
)
に
幾日
(
いくにち
)
か
草木
(
くさき
)
の
葉
(
は
)
を
苛
(
いぢ
)
めては
降
(
ふ
)
つて/\
又
(
また
)
降
(
ふ
)
つた。
例年
(
れいねん
)
の
如
(
ごと
)
き
季節
(
きせつ
)
の
洪水
(
こうずゐ
)
が
残酷
(
ざんこく
)
に
河川
(
かせん
)
の
沿岸
(
えんがん
)
を
舐
(
ねぶ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ノアの
洪水
(
こうずゐ
)
のやうに、家そのものが、ぞつぷりと、水浸しにあつてゐるやうだ。眼を閉ぢると、自分の皮膚の筋肉の間をとほつて、心臓の音が、いやに
判然
(
はつき
)
りと耳についた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
こうずゐ(洪水)の例文をもっと
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