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くるまひ
ふりがな文庫
“くるまひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
車引
20.0%
俥引
20.0%
俥曳
20.0%
車挽
20.0%
車輓
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車引
(逆引き)
やがてある
町
(
まち
)
へくると、あちらから、ひろめ
屋
(
や
)
の
行列
(
ぎょうれつ
)
がきた。
車引
(
くるまひ
)
きも
男
(
おとこ
)
もぼんやりと
立
(
た
)
ち
止
(
ど
)
まってともに
見
(
み
)
とれているひまに、
乞食
(
こじき
)
の
子
(
こ
)
は
車
(
くるま
)
を
飛
(
と
)
びおりて、
村
(
むら
)
へ
帰
(
かえ
)
ってしまった。
つばめと乞食の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
やっと一
里
(
り
)
ばかりもくると、
乞食
(
こじき
)
の
子
(
こ
)
は、わざと
荷車
(
にぐるま
)
の
上
(
うえ
)
で
居眠
(
いねむ
)
りをするまねをした。
男
(
おとこ
)
は、
車引
(
くるまひ
)
きの
耳
(
みみ
)
に
口
(
くち
)
をつけて、なんでも
道
(
みち
)
のわからないところへ
連
(
つ
)
れていってくれるようにたのんだ。
つばめと乞食の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
くるまひ(車引)の例文をもっと
(1作品)
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俥引
(逆引き)
可哀相にスッカリ気まりが悪くなった銀行家は、法螺丸の
俥引
(
くるまひ
)
きにも劣るというミジメな烙印を
捺
(
お
)
されて、スゴスゴと帰って行く。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
くるまひ(俥引)の例文をもっと
(1作品)
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俥曳
(逆引き)
全くの孤独で、私は自分で自分に腹を立てたりしたが、がらがらと戸があいて
俥曳
(
くるまひ
)
きが一人はいって来ると、私と背中合せにもりを一つあつらえて、
美味
(
うま
)
そうに大きな音をたてて蕎麦をすすり始めた。
貸家探し
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
くるまひ(俥曳)の例文をもっと
(1作品)
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車挽
(逆引き)
「いくら伎倆があっても、私気の多い人は厭だね。
車挽
(
くるまひ
)
きでもいいから、やっぱり独りの人がいいとつくづくそう思ったわ。」
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
くるまひ(車挽)の例文をもっと
(1作品)
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車輓
(逆引き)
その頃新派の活動役者の三枚目に
小泉嘉輔
(
こいずみよしすけ
)
というのがいて、
車輓
(
くるまひ
)
きや屑屋の役を得意にしていたが、助ちゃんはそれによく似ていた。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
くるまひ(車輓)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
くるまひき
しゃりき