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くはゞたけ
ふりがな文庫
“くはゞたけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
桑園
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桑園
(逆引き)
手本
(
てほん
)
を
本
(
もと
)
にして
生意氣
(
なまいき
)
にも
實物
(
じつぶつ
)
の
寫生
(
しやせい
)
を
試
(
こゝろ
)
み、
幸
(
さいは
)
ひ
自分
(
じぶん
)
の
宅
(
たく
)
から一丁ばかり
離
(
はな
)
れた
桑園
(
くはゞたけ
)
の
中
(
なか
)
に
借馬屋
(
しやくばや
)
があるので、
幾度
(
いくたび
)
となく
其處
(
そこ
)
の
廐
(
うまや
)
に
通
(
かよ
)
つた。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
昔風
(
むかしふう
)
の
門
(
もん
)
を
入
(
はひ
)
ると
桑園
(
くはゞたけ
)
の
間
(
あひだ
)
を
野路
(
のみち
)
のやうにして
玄關
(
げんくわん
)
に
達
(
たつ
)
する。
家
(
いへ
)
は
僅
(
わづか
)
に
四間
(
よま
)
。
以前
(
いぜん
)
の
家
(
いへ
)
を
壞
(
こは
)
して
其古材
(
そのふるざい
)
で
建
(
たて
)
たものらしく
家
(
いへ
)
の
形
(
かたち
)
を
作
(
なし
)
て
居
(
ゐ
)
るだけで、
風趣
(
ふうち
)
も
何
(
なに
)
も
無
(
な
)
いのです。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
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