“くにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
九人66.7%
公人33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのすもゝはなはなすもゝころ二階にかい一室いつしつ四疊半よでふはんだから、せまえんにも、段子はしごうへだんにまで居餘ゐあまつて、わたしたち八人はちにん先生せんせいはせて九人くにん一夕いつせき俳句はいくくわいのあつたとききようじようじて、先生せんせい
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこで、九人くにんになりました。
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
公人くにんとは、僧ではない。雑掌ざっしょうの上役とでもいえようか。荘園の貢税みつぎをつかさどる山門の武士である。その掃部かもんは、倉皇として来て、みる灯の遠くに、平伏した。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それよ、この使い、身命をしてくれい。そちのほか公人くにん数名、連れまいっては、どうかの」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
公人くにん森掃部もりかもんに、すぐまかれと申せ」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)