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公人
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くにん
ふりがな文庫
“
公人
(
くにん
)” の例文
公人
(
くにん
)
とは、僧ではない。
雑掌
(
ざっしょう
)
の上役とでもいえようか。荘園の
貢税
(
みつぎ
)
をつかさどる山門の武士である。その
掃部
(
かもん
)
は、倉皇として来て、み
簾
(
す
)
洩
(
も
)
る灯の遠くに、平伏した。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それよ、この使い、身命を
賭
(
と
)
してくれい。そちのほか
公人
(
くにん
)
数名、連れまいっては、どうかの」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
公人
(
くにん
)
の
森掃部
(
もりかもん
)
に、すぐ
罷
(
まか
)
れと申せ」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“公人”の意味
《名詞》
(こうじん、こうにん)公務についている人。
(くにん、こうにん)平安末期以降、朝廷で雑事をした身分の低い役人。
(くにん、こうにん)鎌倉幕府や室町幕府の政所・問注所などの下級役人。
「おおやけびと」参照。
(出典:Wiktionary)
“公人”の解説
とは、公務員や議員などのように公務についている者のことである。また、公人ではないが、社会的な立場を持った人や、社会的な影響力を持った人は準公人やみなし公人と言われることがある。
(出典:Wikipedia)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“公”で始まる語句
公
公卿
公達
公事
公家
公方
公園
公孫樹
公然
公儀