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くうちゅう
ふりがな文庫
“くうちゅう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空中
(逆引き)
午後
本
(
ほん
)
を読んで居ると、
空中
(
くうちゅう
)
に大きな物の
唸
(
うな
)
り声が響く。縁から見上げると、夏に見る様な白銅色の
巻雲
(
けんうん
)
を
背
(
うしろ
)
にして、南の
空
(
そら
)
に赤い
大紙鳶
(
おおだこ
)
が一つ
颺
(
あが
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それは
白
(
しろ
)
っぽい、
幾分
(
いくぶん
)
ふわふわしたもので、そして
普通
(
ふつう
)
は
裸体
(
はだか
)
でございます。それが
肉体
(
にくたい
)
の
真上
(
まうえ
)
の
空中
(
くうちゅう
)
に、
同
(
おな
)
じ
姿勢
(
しせい
)
で
横臥
(
おうが
)
している
光景
(
ありさま
)
は、
決
(
けっ
)
してあまり
見
(
み
)
よいものではございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そのうちに、
嵐
(
あらし
)
は、だんだんきちがいじみてきた。しまいに
羽
(
はね
)
を
捲
(
ま
)
き
上
(
あ
)
げて、
空中
(
くうちゅう
)
を
落
(
お
)
ち
葉
(
ば
)
といっしょに、
吹
(
ふ
)
き
飛
(
と
)
ばしたのでした。
寒い日のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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