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ぎやくじやう
ふりがな文庫
“ぎやくじやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
逆上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆上
(逆引き)
伜の
甲子
(
きね
)
太郎はまだ二十そこ/\の若い男で、武家の匂ひもない町人風ですが、一人の親を
喪
(
うしな
)
つて
逆上
(
ぎやくじやう
)
したものか、眼は血走り、唇もわなゝき言ふことは
悉
(
こと/″\
)
くしどろもどろでした。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
云
(
い
)
ふ
人
(
ひと
)
かな
失禮
(
しつれい
)
ながら貴殿は未だ
御若年
(
ごじやくねん
)
で有りながら御見請申せば
餘程
(
よほど
)
の
逆上
(
ぎやくじやう
)
今の間に御療治なければ
行末
(
ゆくすゑ
)
御案事
(
おあんじ
)
申なりと取ても付ぬ
挨拶
(
あいさつ
)
に千太郎は身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼
(
あれ
)
も
罷出
(
まかりいで
)
ましたが、これも強く
逆上
(
ぎやくじやう
)
いたし
眼
(
め
)
がかすみ、
頭
(
あたま
)
に熱を
持
(
も
)
ち、カツカと
致
(
いた
)
して
堪
(
たま
)
らぬ
抔
(
など
)
と
申
(
まう
)
して
居
(
をり
)
まする、
夫
(
それ
)
に
可愛想
(
かあいそう
)
なのは
大原伊丹
(
おほはらいたみ
)
で、
彼
(
あれ
)
は
到頭
(
たうとう
)
生体
(
しやうたい
)
なしで
未
(
ま
)
だ
夢中
(
むちゆう
)
で
居
(
を
)
ります。
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぎやくじやう(逆上)の例文をもっと
(4作品)
見る
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