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とりのぼ
ふりがな文庫
“とりのぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
取逆上
56.3%
取上
12.5%
取逆
12.5%
逆上
12.5%
取上気
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取逆上
(逆引き)
余りの事に、
取逆上
(
とりのぼ
)
せさしったものと見えまして、喜太郎様はその明方、裏の井戸へ身を投げてしまわしった。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とりのぼ(取逆上)の例文をもっと
(9作品)
見る
取上
(逆引き)
誠に
私
(
わたくし
)
があやまった、誠にどうも相済みません、
私
(
わたくし
)
は
取上
(
とりのぼ
)
せていて
貴所方
(
あなたがた
)
はお村の
身請
(
みうけ
)
をするお客と存じまして、とんでもない事を申しましたが、どうか御勘弁を願います
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
とりのぼ(取上)の例文をもっと
(2作品)
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取逆
(逆引き)
すつかり
取逆
(
とりのぼ
)
せて真赤になつたまま冷い秋の掌面のなかで、二十日鼠のやうにぶるぶると身を顫はせてゐた。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
とりのぼ(取逆)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
逆上
(逆引き)
見れば丑松はすこし
逆上
(
とりのぼ
)
せた人のやうに、同僚の前に
跪
(
ひざまづ
)
いて、恥の額を板敷の
塵埃
(
ほこり
)
の中に埋めて居た。深い
哀憐
(
あはれみ
)
の心は、
斯
(
こ
)
の
可傷
(
いたま
)
しい
光景
(
ありさま
)
を見ると同時に、銀之助の胸を
衝
(
つ
)
いて
湧上
(
わきあが
)
つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
とりのぼ(逆上)の例文をもっと
(2作品)
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取上気
(逆引き)
伯母から聞くと、
馬道
(
うまみち
)
のお政の稽古所へ、日参しているほど
取上気
(
とりのぼ
)
せた八五郎に、こんな分別があろうとは思われなかったのです。
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
とりのぼ(取上気)の例文をもっと
(1作品)
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