“取逆”の読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とりのぼ100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“取逆”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
これまで誰人にも愛されたことがなく、いつも寒い孤寂のうちにのみ生きて来た烏瓜には、かうした秋の仕打が、その持前の浮気つぽい出来心からだとわからうはずがなく、すつかり取逆とりのぼせて真赤になつたまま冷い秋の掌面のなかで、二十日鼠のやうにぶるぶると身を顫はせてゐた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「ま、ま、わけ旦那だんな落着おちつかつせえ、しづめさつせえまし。……魔物まものだ、おにわめいて、血相けつさうへてござる……うもところ、——うへ逆上のぼせあがらつしやるなよ——うやら取逆とりのぼせてさつしやるが、はて、」
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)