“きようふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
恐怖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不幸(ふかう)にも、此(この)心配(しんぱい)が暮(くれ)の二十日過(はつかすぎ)になつて、突然(とつぜん)事實(じじつ)になりかけたので、宗助(そうすけ)は豫期(よき)の恐怖(きようふ)に火(ひ)が點(つ)いた樣(やう)に、いたく狼狽(らうばい)した。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
今吉は若くて敏感な者の本能的な恐怖(きようふ)に引ずられて此處へ來たのでせう。一應平次が宥(なだ)めた位のことでは、容易に引取りさうもありません。
彼女(かのぢよ)の恐怖(きようふ)は、今(いま)までそこに思(おも)ひ到(いた)らなかつたといふことのために、餘計(よけい)大(おほ)きく影(かげ)を伸(のば)して行(ゆ)くやうであつた。彼女(かのぢよ)は新(あら)たなる悔(くゐ)を覺(おぼ)えた。
悔 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)