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きだけ
語句 | 割合 |
黄茸 | 40.0% |
木竹 | 20.0% |
着丈 | 20.0% |
著丈 | 20.0% |
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「しかし、様子は、霜こしの
黄茸が化けて出たようだったぜ。」
如夜叉と思ひ込し
最物堅き長三郎も
流石木竹に非れば此時
初て
戀風の
襟元よりして
慄と
染み娘も見たる其人は本町
業平俳優息子と
綽名の有は知らざれど
比ひ
稀なる美男なれば是さへ茲に
戀染めて斯いふ男が又有らうか
斯いふ女が又有らうかと
互に
恍惚茫然と
霎時言葉もあらざりしが
稍々にして
兩個が
心附ては
羞は
允成は寧親にも
親昵して、
殆ど
兄弟の如くに遇せられた。
平生着丈四尺の
衣を
著て、体重が二十貫目あったというから、その堂々たる
相貌が思い遣られる。
青みを帯びたお
納戸の
著丈すらりと