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がんぜん
ふりがな文庫
“がんぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
眼前
83.7%
頑然
9.3%
巌然
2.3%
顔前
2.3%
龕前
2.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼前
(逆引き)
このとき、どこからか、さっと
雲
(
くも
)
のような
灰色
(
はいいろ
)
の
影
(
かげ
)
が、
眼前
(
がんぜん
)
をさえぎったかと
思
(
おも
)
うと、たちまち
網
(
あみ
)
が
頭
(
あたま
)
からかかってしまいました。
すずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
がんぜん(眼前)の例文をもっと
(36作品)
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頑然
(逆引き)
然し、
肯
(
き
)
こうはずのないのが、血気派だった。
頑然
(
がんぜん
)
と首を振る。額にすじを走らせて、それを大野の
狡智
(
こうち
)
である、臆病である、又いやしむべき武人の態度だと罵って
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
がんぜん(頑然)の例文をもっと
(4作品)
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巌然
(逆引き)
相手を
誘
(
おび
)
き出すためであった。しかるに相手は動かない。左右に踏ん張った二本の足が、鉄で造られた
雁股
(
かりまた
)
のように、
巌然
(
がんぜん
)
と床から生え上がっていた。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
がんぜん(巌然)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
顔前
(逆引き)
丁度雲間から現われた
斜陽
(
はすび
)
を真正面に浴びて、儂のレンズの底にハッキリと映じたが、彼は飛行帽も眼鏡もかなぐり捨てて、片手を
空
(
むな
)
しく
顔前
(
がんぜん
)
にうち振り
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
がんぜん(顔前)の例文をもっと
(1作品)
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龕前
(逆引き)
明
(
あく
)
れば天明元年、春水本国広島藩の
聘
(
まねき
)
に応じて藩学の教授となれり。其婦と長子とを携へて竹原に帰り父を省し、更に
厳島
(
いつくしま
)
の祠に詣づ、襄は
襁褓
(
むつき
)
の中に
龕前
(
がんぜん
)
に拝せり。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
がんぜん(龕前)の例文をもっと
(1作品)
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