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頑然
ふりがな文庫
“頑然”の読み方と例文
読み方
割合
がんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんぜん
(逆引き)
釜どころか、今は、彼がその強悪と大慾をもって、生涯につくり
溜
(
た
)
めた「物」の全部も——また最後のいのちをすら失いかけているのであるが、
頑然
(
がんぜん
)
と
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
然し、
肯
(
き
)
こうはずのないのが、血気派だった。
頑然
(
がんぜん
)
と首を振る。額にすじを走らせて、それを大野の
狡智
(
こうち
)
である、臆病である、又いやしむべき武人の態度だと罵って
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頑然
(
がんぜん
)
、信長に対抗している敵は、由来、
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
であったが、信長は、その敵に対して、
三好
(
みよし
)
の一族を遠くから援護して当らせ、ともかく今日までは、その
伸展
(
しんてん
)
を制して来た。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頑然(がんぜん)の例文をもっと
(4作品)
見る
頑
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“頑”で始まる語句
頑固
頑
頑丈
頑張
頑是
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