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がえ
ふりがな文庫
“がえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
肯
78.8%
返
9.6%
換
3.8%
替
3.8%
回
1.9%
浚
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肯
(逆引き)
彼はそういう「死人島」へ避難することを
肯
(
がえ
)
んじなかった……。ただ生命! ただ真理! 彼は
嘘
(
うそ
)
をつく英雄となりたくなかった。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
がえ(肯)の例文をもっと
(41作品)
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返
(逆引き)
働いておらぬ貧民は、貧民たる本性を遺失して生きたものとは認められぬ。余が通り抜ける
極楽水
(
ごくらくみず
)
の貧民は打てども
蘇
(
よ
)
み
返
(
がえ
)
る
景色
(
けしき
)
なきまでに静かである。——実際死んでいるのだろう。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
がえ(返)の例文をもっと
(5作品)
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換
(逆引き)
『それなら、六分
換
(
がえ
)
で、藩札の
引替
(
ひきかえ
)
を始めても苦しゅうはござるまい』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
がえ(換)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
替
(逆引き)
「播州姫路の松本
明矩
(
あきのり
)
さま、このほどお国
替
(
がえ
)
になられるよし。姫路と申すは、厩橋などとはくらべものにならぬほどすぐれた国でございますから、ついでのことに、お
所替
(
ところがえ
)
をおねがい遊ばせ」
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
がえ(替)の例文をもっと
(2作品)
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回
(逆引き)
もつれて二、三歩、二人の体がよろけ合ったかと見ると、軽く身を寝かした金吾が、敵の体を
足業
(
あしわざ
)
に乗せて、ストンと猫
回
(
がえ
)
りに乗りかかって、手もなくそこへ捻じ伏せました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
がえ(回)の例文をもっと
(1作品)
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浚
(逆引き)
お島め乃公をポチか何かと思って、お膳を
投出
(
ほうりだ
)
して、御丁寧に悲鳴を揚げた。馬鹿な奴だ。
家中
(
うちじゅう
)
の人が井戸
浚
(
がえ
)
でも始ったように寄って
集
(
たか
)
って来た。茶碗も何も
粉微塵
(
こなみじん
)
になって了った。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
がえ(浚)の例文をもっと
(1作品)
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