“かくじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
郭常16.7%
閣上16.7%
攪擾16.7%
角状16.7%
角錠16.7%
鶴丈16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここのあるじは、郭常かくじょうという人の良さそうな人物だった。羊をほふってあぶり肉にしたり、酒を温めて、一同をなぐさめたりしてくれた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主の郭常かくじょうはたしなめていたが、あとでその若者のいない折、炉辺を囲みながら、涙をながして、関羽と孫乾に愚痴をこぼした。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
閣上かくじょう源氏げんじには、一すい燈火ともしび切燈台きりとうだいあぶらいつくして、ジジジと泣くように明滅めいめつしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大将伊那丸いなまるとばりをはらってそれへきたが、閣上かくじょうの呂宋兵衛は、いちはやく屋根の上へとびうつり、九りんもとに身をかがめてしまったので、遠矢とおやかけるすべもない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もしもこの際に流行の洋学者か、または有力なる勤王家が、藩政を攪擾かくじょうすることあらば、とても今日の旧中津藩は見るべからざるなり。今そのしからざるは、これを偶然の幸福、因循いんじゅんたまものというべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ケンプ博士はくしは、まだやぶられていない三つ目のまどに目をはしらせると、ピストルをぶっぱなした。ガラスはたまにちぬかれてひび割れ、三角状かくじょう破片はへんとなって内側へ落ちた。
腰にはさんでいた手拭いを天水桶にひたしてしめりをくれると、それを角錠かくじょううけに巻きつける。ひとひねり。ふたひねり。ガクリと錠がおちる。
「木戸番道具方をのぞきますと、芸人と名のつく男は、このわたくしのほかに、百面相を売り物といたしまする鶴丈かくじょうというのがひとりいるきりでござります」