“えきまえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
駅前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、駅前えきまえから、あちらのやまのふもとの村々むらむらへいく、馬車ばしゃがとまっていました。いぜんには、バスが往復おうふくしていたが、戦争せんそうがはじまってから、馬車ばしゃにかわったのでした。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あたまうえ拡声器かくせいきから、おんなこえが、がなりはじめて、なつものの宣伝せんでんや、駅前えきまえ喫茶店きっさてん開業かいぎょうした広告こうこくや、そのうるさくさえおもったのを、なにまちなん丁目ちょうめのくつてんでは
アパートで聞いた話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
駅前えきまえ広場ひろばで、二人ふたりおんなはとなりあって、その新聞しんぶんを、ゆきひとっていました。一人ひとりは、もうとしをとった母親ははおやであったが、一人ひとりは、まだわかい、あかぼうをおぶったおんなでありました。
かざぐるま (新字新仮名) / 小川未明(著)