“拡声器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくせいき80.0%
スピーカー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士の声は、この部屋のどこかに取付けてある拡声器かくせいきから流れ出てくるようだ。目の前にある戸棚のどこかに仕掛があるらしい。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
からだのなかに拡声器かくせいきがとりつけてあって、どこか遠くのほうで、だれかが、マイクロフォンの前でしゃべっている声が、こいつのからだの拡声器から出てくるのでしょう。
魔法博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
きっと強い強い力の拡声器スピーカーで、しゃべっているのだろう。闇の空にひびく博士の声は、なんだか化物の声のように気味がわるい。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)