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拡声器
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かくせいき
ふりがな文庫
“
拡声器
(
かくせいき
)” の例文
博士の声は、この部屋のどこかに取付けてある
拡声器
(
かくせいき
)
から流れ出てくるようだ。目の前にある戸棚のどこかに仕掛があるらしい。
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
からだのなかに
拡声器
(
かくせいき
)
がとりつけてあって、どこか遠くのほうで、だれかが、マイクロフォンの前でしゃべっている声が、こいつのからだの拡声器から出てくるのでしょう。
魔法博士
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
頭
(
あたま
)
の
上
(
うえ
)
の
拡声器
(
かくせいき
)
から、
女
(
おんな
)
の
声
(
こえ
)
が、がなりはじめて、
夏
(
なつ
)
ものの
投
(
な
)
げ
売
(
う
)
り
宣伝
(
せんでん
)
や、
駅前
(
えきまえ
)
に
喫茶店
(
きっさてん
)
が
開業
(
かいぎょう
)
した
広告
(
こうこく
)
や、その
他
(
た
)
うるさくさえ
思
(
おも
)
ったのを、なに
町
(
まち
)
なん
丁目
(
ちょうめ
)
のくつ
店
(
てん
)
では
アパートで聞いた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ハハハ……、おどろいたかい。今のは奥にいる首領と話をしたんだよ。人目につかないように、この柱のかげに
拡声器
(
かくせいき
)
とマイクロホンがとりつけてあるんだ。首領は用心ぶかい人だからね。」
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
拡
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“拡声”で始まる語句
拡声機