“うちひら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打開50.0%
打披25.0%
打拆25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其時そのときあいちやんは突然とつぜん打開うちひらいたる廣場ひろばました、其所そこにはやうやく四寸位すんぐらゐたかさの小家こいへがありました
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
やがて傍近そばちかく寄りて、幾許いかばかり似たるとながむれば、打披うちひらけるはなびらりんとして玉をいたる如く、濃香芬々ふんふんほとばしり、葉色に露気ろき有りて緑鮮みどりあざやかに、さだめ今朝けさりけんとおぼしき花のいきほひなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
憎き女の文なんど見るもけがらはしと、さきには皆焚棄やきすてたりし貫一の、如何いかにしてこたびばかりはつひ打拆うちひらきけん、彼はその手にせし始に、又は読去りし後に、自らそのゆゑめて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)