“だかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
打開100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟹は、このになってもまだじぶんの運命をなんとかして打開だかいしようとでもいうように、せまいかごの中をがさごそいまわっていた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
事実、進んで主を助けんか、主君の質子を見殺しにするほかなく、質子の若殿を守らんか、獄裡の主君の生命をつにいたる。……この大苦境をどう打開だかいするかが問題だった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)