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ぶちま
ふりがな文庫
“ぶちま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
打撒
42.9%
打開
28.6%
打散
7.1%
打明
7.1%
打覆
7.1%
暴露
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打撒
(逆引き)
聞くと、どうして、思ったより出来ている、按摩
鍼
(
はり
)
の芸ではない。……
戸外
(
おもて
)
をどッどと吹く風の中へ、この声を
打撒
(
ぶちま
)
けたら、あのピイピイ笛ぐらいに
纏
(
まと
)
まろうというもんです。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぶちま(打撒)の例文をもっと
(6作品)
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打開
(逆引き)
成程こいつあ、そのな、へッへッ、
誰方
(
どなた
)
かに向っての姉さんの心意気では……お邪魔になるでございましょうよ。奥歯にものが挟まったって
譬
(
たとえ
)
はこれだ。すっぱり、
打開
(
ぶちま
)
けてお出しなせえまし。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぶちま(打開)の例文をもっと
(4作品)
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打散
(逆引き)
モウこうなれば
打散
(
ぶちま
)
けてお話してしまおう、実はこれから下宿をしようかと思ッていました
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ぶちま(打散)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
打明
(逆引き)
御机の上には前の奥様の古びた御写真が有ました。旦那様もこの頃はそれを取出して、昔恋しく御眺めなさるのでした。とうとう私は何もかも
打明
(
ぶちま
)
けて申上げましたのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ぶちま(打明)の例文をもっと
(1作品)
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打覆
(逆引き)
「
大變
(
たいへん
)
だ。」
私
(
わたし
)
は
夢中
(
むちう
)
で、
鐵瓶
(
てつびん
)
を
噴火口
(
ふんくわこう
)
へ
打覆
(
ぶちま
)
けた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ぶちま(打覆)の例文をもっと
(1作品)
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暴露
(逆引き)
この
瑜瑕
(
ゆか
)
並び
蔽
(
おお
)
わない特有の個性のありのままを少しも飾らずに
暴露
(
ぶちま
)
けた処に椿岳の画の尊さがある。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ぶちま(暴露)の例文をもっと
(1作品)
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