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ぶちま
ふりがな文庫
“
打開
(
ぶちま
)” の例文
と姑に言われて、豊世は
反
(
かえ
)
って気の毒な思をした。彼女は何もかも
打開
(
ぶちま
)
けて、話す気に成った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
成程こいつあ、そのな、へッへッ、
誰方
(
どなた
)
かに向っての姉さんの心意気では……お邪魔になるでございましょうよ。奥歯にものが挟まったって
譬
(
たとえ
)
はこれだ。すっぱり、
打開
(
ぶちま
)
けてお出しなせえまし。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こう
打開
(
ぶちま
)
けて罪人の旧悪を言立てるような調子に出られては、お隅も平気でいられません。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
『よし、明日は先生に逢つて、何もかも
打開
(
ぶちま
)
けて了はう。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“打開”の意味
《名詞》
打開(だかい)
行き詰まった状態などについてあらゆる方法を尽くし、解決の糸口を見出すこと。
(出典:Wiktionary)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
“打開”で始まる語句
打開墾
打開話