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うすずみいろ
ふりがな文庫
“うすずみいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄墨色
85.7%
淡墨色
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄墨色
(逆引き)
うそ
寒
(
さぶ
)
しと
云
(
い
)
ひしも
二日
(
ふつか
)
三日
(
みつか
)
朝來
(
あさより
)
もよほす
薄墨色
(
うすずみいろ
)
の
空模樣
(
そらもやう
)
に
頭痛
(
づつう
)
もちの
天氣豫報
(
てんきよはう
)
相違
(
さうゐ
)
なく
西北
(
にしきた
)
の
風
(
かぜ
)
ゆふ
暮
(
ぐれ
)
かけて
鵞毛
(
がもう
)
か
柳絮
(
りうじよ
)
かはやちら/\と
降
(
ふ
)
り
出
(
い
)
でぬ
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
二本松のあたり
一抹
(
いちまつ
)
の明色は
薄墨色
(
うすずみいろ
)
に
掻
(
か
)
き消されて、推し寄せて来る白い
驟雨
(
ゆうだち
)
の
進行
(
マアチ
)
が眼に見えて近づいて来る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
うすずみいろ(薄墨色)の例文をもっと
(12作品)
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淡墨色
(逆引き)
日曜日の日の暮れぐれに行田から帰って来ると、秩父の連山の上に富士が
淡墨色
(
うすずみいろ
)
にはっきりと出ていて、夕日が寒く平野に照っていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
ただ
城楼
(
じょうろう
)
高きところ——
下
(
さが
)
り
藤
(
ふじ
)
大久保家
(
おおくぼけ
)
の
差物
(
さしもの
)
と、
淡墨色
(
うすずみいろ
)
にまるく
染
(
そ
)
めた
葵
(
あおい
)
の
紋
(
もん
)
の
旗
(
はた
)
じるしとが目あたらしく
翩翻
(
へんぽん
)
としている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うすずみいろ(淡墨色)の例文をもっと
(2作品)
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