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うすあかり
ふりがな文庫
“うすあかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄明
80.6%
薄光
9.7%
微光
3.2%
薄灯
3.2%
薄燈
3.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄明
(逆引き)
もの忘れした時のやうに、おぼえもあらぬ残り香の漂ひきて
薄明
(
うすあかり
)
のなかをそぞろあるきするにも似た心地に誘はれることがある。
「香水の表情」に就いて:――漫談的無駄話――
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
うすあかり(薄明)の例文をもっと
(25作品)
見る
薄光
(逆引き)
主人
(
あるじ
)
は便所の窓を明けたが、
外面
(
そと
)
は雨でも月があるから
薄光
(
うすあかり
)
でそこらが
朧
(
おぼろ
)
に見える。窓の下はすぐ鉄道線路である。
郊外
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
うすあかり(薄光)の例文をもっと
(3作品)
見る
微光
(逆引き)
深夜
(
よふけ
)
の、朧に霞んだ電灯の
微光
(
うすあかり
)
の
下
(
もと
)
に、私は、それを、何も彼も美しいと見た。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
そうして薄暗くなって行く
室
(
へや
)
の中では、頭の中に、お宮の、初めて逢った晩のあの驚くように長く続いた痙攣。
深夜
(
よふけ
)
の朧に霞んだ電灯の
微光
(
うすあかり
)
の
下
(
もと
)
に惜気もなく露出して、任せた柔い真白い胸もと。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
うすあかり(微光)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
薄灯
(逆引き)
どこからともなく、
薄灯
(
うすあかり
)
がポーッと射した高座の下のあたり、
鼠色
(
ねずいろ
)
の着物を
裾長
(
すそなが
)
に着た、変な者がヒョロヒョロと立っているではありませんか。
銭形平次捕物控:093 百物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
うすあかり(薄灯)の例文をもっと
(1作品)
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薄燈
(逆引き)
室内には、
薄燈
(
うすあかり
)
がついていたので、私は驚きながらも枕から
頭
(
かしら
)
を
擡
(
もた
)
げて、
何
(
いず
)
れの糸が鳴るのかを、たしかめんとしたが、解らない、その間は
僅
(
わずか
)
三分ぐらいであったろう
二面の箏
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
うすあかり(薄燈)の例文をもっと
(1作品)
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