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いははだ
ふりがな文庫
“いははだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
岩膚
50.0%
巌膚
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩膚
(逆引き)
二人分
(
ににんぶん
)
、
二枚
(
にまい
)
の
戸
(
と
)
を、
一齊
(
いつしよ
)
にスツと
開
(
ひら
)
くと、
岩膚
(
いははだ
)
の
雨
(
あめ
)
は
玉清水
(
たましみづ
)
の
滴
(
したゝ
)
る
如
(
ごと
)
く、
溪河
(
たにがは
)
の
響
(
ひゞ
)
きに
煙
(
けむり
)
を
洗
(
あら
)
つて、
酒
(
さけ
)
の
薫
(
かをり
)
が
芬
(
ぷん
)
と
立
(
た
)
つた。
手
(
て
)
づから
之
(
これ
)
をおくられた
小山内夫人
(
をさないふじん
)
の
袖
(
そで
)
の
香
(
か
)
も
添
(
そ
)
ふ。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いははだ(岩膚)の例文をもっと
(1作品)
見る
巌膚
(逆引き)
岩角
(
いはかど
)
、
松
(
まつ
)
、
松
(
まつ
)
には
藤
(
ふぢ
)
が
咲
(
さ
)
き、
巌膚
(
いははだ
)
には、つゝじ、
山吹
(
やまぶき
)
を
鏤
(
ちりば
)
めて、
御仏
(
みほとけ
)
の
紫摩黄金
(
しまわうごん
)
、
鬼
(
おに
)
の
舌
(
した
)
、また
僧
(
そう
)
の
袈裟
(
けさ
)
、また
将軍
(
しやうぐん
)
の
緋縅
(
ひおどし
)
の
如
(
ごと
)
く、ちら/\と
水
(
みづ
)
に
映
(
うつ
)
つた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いははだ(巌膚)の例文をもっと
(1作品)
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