“いたぐら”の漢字の書き方と例文
語句割合
板藏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次かんじはどうも卯平うへいいやおそろしくつてやうがないのですこ身體からだ恢復くわいふくしかけるとみんなあとでそつとけてむらうち姻戚みよりところつて板藏いたぐらの二かいかくれてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじさんわるおもはねえでくろうよ、おらわるくするつもりはねえが、やうねえからよ」とおしなうつたへるやうにいふのであつた。おしな毎晩まいばんのやうに板藏いたぐらのさるをうちからおろしてとまつてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)