“あさか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アサカ
語句割合
安積61.9%
浅香14.3%
朝霞9.5%
安積香4.8%
4.8%
阿射賀4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸亀右衛門丞、安積あさか八弥太、木南加賀四郎など、夜来、歩き通していた人々も、やがて、げっそりした顔を揃えて帰って来た。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、向うから来かかった人間が、先に立ちまったから、浅香あさか慶之助の一行も、何気なにげなく足をとめて見守ると
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
行った先は池袋から東上線というので朝霞あさかいも掘りです。
参考歌に、「安積香あさか山影さへ見ゆる山井やまのゐの浅き心を吾がはなくに」(巻十六・三八〇七)がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
も久八と附て夫婦の寵愛ちようあいあさからず養育しけるに一日々々と智慧ちゑつくしたが他所よその兒にまさりて利發りはつなるによりすゑ頼母敷たのもしき小兒せうになりといつくしみける中月立年暮て早くも七歳の春を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
また応永二十二年、北畠満雅阿射賀あさか城に拠りしを足利方の大将土岐持益囲んで水の手を留めた節も、満雅計りて白米を馬に掛けて沢山な水で洗うと見せ敵を欺きおおせた。