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『触覚の世界』
ふりがな文庫
『
触覚の世界
(
しょっかくのせかい
)
』
私は彫刻家である。 多分そのせいであろうが、私にとって此世界は触覚である。触覚はいちばん幼稚な感覚だと言われているが、しかも其れだからいちばん根源的なものであると言える。彫刻はいちばん根源的な芸術である。 私の薬指の腹は、磨いた鏡面の凹凸を …
著者
高村光太郎
ジャンル
芸術・美術 > 彫刻 > 彫刻
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
若
(
もし
)
姑
(
しばら
)
碩学
(
せきがく
)
烟
(
けむり
)
焚火
(
たきび
)
無礙
(
むげ
)
焦躁
(
しょうそう
)
独逸
(
ドイツ
)
玻璃
(
はり
)
眩暈
(
めまい
)
碧
(
あお
)
桁
(
けた
)
稀薄
(
きはく
)
箸
(
はし
)
緻密
(
ちみつ
)
蟠居
(
ばんきょ
)
踵
(
かかと
)
鮨
(
すし
)
麝香
(
じゃこう
)
嘔吐
(
おうと
)
冒涜
(
ぼうとく
)
刺戟
(
しげき
)
匿
(
かく
)
印度
(
インド
)
叮嚀
(
ていねい
)
咽喉
(
のど
)
嗅覚
(
きゅうかく
)
嗟嘆
(
さたん
)
檜
(
ひのき
)
屹立
(
きつりつ
)
恍惚
(
こうこつ
)
所謂
(
いわゆる
)
措
(
お
)
掴
(
つか
)
斯
(
か
)
曾
(
かつ
)
伽羅
(
きゃら
)