「蓼喰う蟲」以後の谷崎君の作品は、残りなく通読しているつもりでいたが、この「武州公秘話」だけにはまだ目を触れていないのであった。谷崎好みの題材を谷崎式手法で活写しているだけで、この怪異な物語に私は驚かされはしなかったが、この老作家の老熟した …
著者 | 正宗白鳥 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「武州公秘話」中央公論社、1935(昭和10)年 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約5分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約9分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
削
留
是
或
後
楽
俄
見物
漂
自
少
大鏡
非
盃
突立
蓋
源氏
蓼
蚊帳
蟲
賞翫
追窮
逸品
開
髣髴
白刃
甚
潤
溌溂
枕
有
曲者
或男
或
必
喰
具
傑
傍
題名が同じ作品