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午砲
ふりがな文庫
“午砲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どん
55.6%
ドン
25.9%
ごほう
11.1%
ごはう
3.7%
ひるめし
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どん
(逆引き)
とお父さんが言った時、大きな
午砲
(
どん
)
が鳴った。流石に団さんの引き廻しだ。予定通り十二時きっかりに帰り着いたには感服した。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
午砲(どん)の例文をもっと
(15作品)
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ドン
(逆引き)
午砲
(
ドン
)
の鳴る頃、春桃は、いつもの通り屑籠を背負ってとある市場へ来かかった。突然入口で「春桃、春桃!」と呼びとめた者があった。
春桃
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
午砲(ドン)の例文をもっと
(7作品)
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ごほう
(逆引き)
千悔、万悔、
臍
(
ほぞ
)
を
噬
(
か
)
んでいる胸元を貫くような
午砲
(
ごほう
)
の
響
(
ひびき
)
。それと同時に「
御膳
(
ごぜん
)
で御座いますよ」。けれど、ほいきたと云ッて降りられもしない。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
午砲(ごほう)の例文をもっと
(3作品)
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ごはう
(逆引き)
嗚呼
(
ああ
)
、
今
(
いま
)
し
午砲
(
ごはう
)
のひびき
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
午砲(ごはう)の例文をもっと
(1作品)
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ひるめし
(逆引き)
貌
(
かおかたち
)
に至ってはこれといって書き立てるがものはない。
午砲
(
ひるめし
)
時に仲之通に汗牛充棟するサラリーマン面の一種で、馬鹿には見えぬ代り決して優雅にも見えぬせせっこましい人相。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
午砲(ひるめし)の例文をもっと
(1作品)
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“午砲”の解説
午砲(ごほう、Time Gun、Noon-day Gun)とは時間を知らしめる(時報)ため撃つ大砲(空砲)のことである。日本では正午に撃つことが多かったため、正午の砲として午砲と称され、俗に「昼ドン」あるいは単に「ドン」と呼ばれた。初めて午砲を制度化したイギリスでは1日の間に数回撃つ例もあり、特に報時の回数、時間に決めは無い。午砲を撃った場所は午砲台もしくは午砲所と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
砲
常用漢字
中学
部首:⽯
10画
“午”で始まる語句
午
午後
午飯
午前
午餐
午過
午睡
午頃
午食
午刻
“午砲”のふりがなが多い著者
三島霜川
二葉亭四迷
上司小剣
徳冨蘆花
佐々木邦
夏目漱石
北原白秋
泉鏡花
室生犀星
夢野久作