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つるせ
ふりがな文庫
“
鶴瀬
(
つるせ
)” の例文
酒折
(
さかをり
)
の宮、山梨の岡、鹽山、
裂石
(
さけいし
)
、さし手の名も
都人
(
こゝびと
)
の耳に聞きなれぬは、
小佛
(
こぼとけ
)
さゝ
子
(
ご
)
の難處を越して猿橋のながれに
眩
(
めくる
)
めき、
鶴瀬
(
つるせ
)
、
駒飼
(
こまかひ
)
見るほどの里もなきに
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
駒飼の宿に近いところまで追い
卸
(
おろ
)
した時分に、それとは逆に甲州街道を、
鶴瀬
(
つるせ
)
から本陣の土屋清左衛門の許を立って、お関所を越えて駒飼の方へ行く一行がありました。
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
酒折
(
さかをり
)
の
宮
(
みや
)
、
山梨
(
やまなし
)
の
岡
(
をか
)
、
鹽山
(
ゑんざん
)
、
裂石
(
さけいし
)
、さし
手
(
で
)
の
名
(
な
)
も
都人
(
こゝびと
)
の
耳
(
みゝ
)
に
聞
(
き
)
きなれぬは、
小佛
(
こぼとけ
)
さゝ
子
(
ご
)
の
難處
(
なんじよ
)
を
越
(
こ
)
して
猿橋
(
さるはし
)
のながれに
眩
(
めくる
)
めき、
鶴瀬
(
つるせ
)
、
駒飼
(
こまかひ
)
見
(
み
)
るほどの
里
(
さと
)
もなきに
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
酒折
(
さかをり
)
の宮、山梨の岡、
塩山
(
ゑんざん
)
、
裂石
(
さけいし
)
、さし
手
(
で
)
の名も
都人
(
ここびと
)
の耳に聞きなれぬは、
小仏
(
こぼとけ
)
ささ
子
(
ご
)
の
難処
(
なんじよ
)
を越して
猿橋
(
さるはし
)
のながれに
眩
(
めくる
)
めき、
鶴瀬
(
つるせ
)
、
駒飼
(
こまかひ
)
見るほどの里もなきに
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
“鶴”で始まる語句
鶴
鶴嘴
鶴翼
鶴見
鶴首
鶴岡
鶴氅
鶴亀
鶴唳
鶴吉