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鬼
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もの
ふりがな文庫
“
鬼
(
もの
)” の例文
一旦
(
ひとたび
)
一四四
樹神
(
こだま
)
などいふおそろしき
鬼
(
もの
)
の
栖
(
す
)
む所となりたりしを、
稚
(
わか
)
き
女子
(
をんなご
)
の
一四五
矢武
(
やたけ
)
におはするぞ、
一四六
老が物見たる中のあはれなりし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
こんな誓ひが人と
鬼
(
もの
)
との間にあつた後、村々の人は、
石城
(
しき
)
の中に晏如として眠ることが出来る様になつた。さうでない村々では、何者でも垣を躍り越えて這入つて来る。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
こんな約束が、人と
鬼
(
もの
)
との間にあって後、村々の人は、石城の中に、ゆったりと
棲
(
す
)
むことが出来る様になった。そうでない村々では、何者でも、垣を躍り越えて這入って来る。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
鬼に
化
(
け
)
したる女を
捉
(
とら
)
へて、今土に
瘞
(
うづ
)
むなりとかたりしとなり。されどこれらは皆
女子
(
をんなご
)
にて、男たるもののかかるためしを聞かず。凡そ女の
性
(
さが
)
の
慳
(
かだま
)
しきには、さる浅ましき
鬼
(
もの
)
にも化するなり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
怪しき
鬼
(
もの
)
の
化
(
け
)
して
一一九
ありし
形
(
かたち
)
を見せつるにてぞあるべき。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“鬼”の解説
鬼(おに、en: Oni)は日本の妖怪。民話や郷土信仰によく登場する。
日本語では逞しい妖怪のイメージから「強い」「悪い」「怖い」「大きな」「物凄い」といった意味の冠詞として使われる場合もある(鬼 (曖昧さ回避)も参照)。「〜の鬼」といった用法も見られる。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“鬼”を含む語句
吸血鬼
鬼神
鬼灯
悪鬼
鬼婆
鬼子
鬼灯提灯
百鬼夜行
鬼胎
邪鬼
幽鬼
黒鬼
鬼奴
小鬼
喰屍鬼
大施餓鬼
牛鬼蛇神
男餓鬼
餓鬼
鬼魅
...