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幽鬼
ふりがな文庫
“幽鬼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうき
66.7%
おに
16.7%
いうき
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうき
(逆引き)
終戦に近い断末魔のころ、疎開先の山村に配属されて来た彰義隊式の兵隊が、
幽鬼
(
ゆうき
)
の歌みたいに歌っていたのが思い出される。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幽鬼(ゆうき)の例文をもっと
(4作品)
見る
おに
(逆引き)
「
幽鬼
(
おに
)
か、神か、狐か、
木精
(
こだま
)
か、高僧のおいでになる前で正体を隠すことはできないはずだ、名を言ってごらん、名を」
源氏物語:55 手習
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
幽鬼(おに)の例文をもっと
(1作品)
見る
いうき
(逆引き)
すつかり
窶
(
やつ
)
れ果てて、
冥土
(
あのよ
)
から來た
幽鬼
(
いうき
)
のやうに、物をも食はずにうめき續け、お濱はすつかり
怯
(
おび
)
え切つて、部屋の隅に
踞
(
うづく
)
まつたまま、涙も
涸
(
か
)
れさうに泣いてゐるのです。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幽鬼(いうき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“幽鬼”の意味
《名詞》
死者の魂。亡霊。
ばけもの。鬼。
(出典:Wiktionary)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“幽鬼”の類義語
心
魂
霊
鬼
精神
変化
生霊
怨霊
化物
幽霊
“幽”で始まる語句
幽
幽邃
幽霊
幽閉
幽冥
幽界
幽靈
幽寂
幽婉
幽谷
“幽鬼”のふりがなが多い著者
梅崎春生
吉川英治
紫式部
野村胡堂