“牛鬼蛇神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎゅうきじゃしん33.3%
ぎうきだしん33.3%
ぎうきだじん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲留仙はこうして旅人を待っていて、茶を勧め、淡巴菰をまして、牛鬼蛇神ぎゅうきじゃしんの珍らしい話をさせ、それを「聊斎志異りょうさいしい」の材料にしているところである。
されど作者蒲松齢ほしようれいが、満洲朝廷にいさぎよからざるの余り、牛鬼蛇神ぎうきだしんものがたりに託して、宮掖きゆうえきの隠微を諷したるは、往々本邦の読者の為に、看過かんくわせらるるのうらみなきに非ず。
いにしへの支那の賢人は車裂の刑を眺めたり、牛鬼蛇神ぎうきだじんの像を眺めたりしながら、尭舜げうしゆんの治世を夢みてゐた。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)