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高等御下宿
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かうとうおんげしゆく
ふりがな文庫
“
高等御下宿
(
かうとうおんげしゆく
)” の例文
大丈夫
(
だいぢやうぶ
)
、
往復
(
わうふく
)
の
分
(
ぶん
)
と、
中二日
(
なかふつか
)
、
何處
(
どこ
)
かで
一杯
(
いつぱい
)
飮
(
の
)
めるだけ。……
宿
(
やど
)
は
何
(
ど
)
うせ
矢太
(
やた
)
さんの
高等御下宿
(
かうとうおんげしゆく
)
にお
世話樣
(
せわさま
)
に
成
(
な
)
るんでせう。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
列車
(
れつしや
)
の
給仕
(
きふじ
)
の
少年
(
せうねん
)
は——
逢
(
あ
)
ひに
行
(
ゆ
)
く——
東區
(
ひがしく
)
某町
(
ぼうちやう
)
、
矢太
(
やた
)
さんの
右
(
みぎ
)
の
高等御下宿
(
かうとうおんげしゆく
)
へあてた
言句
(
もんく
)
を
見
(
み
)
ながら
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
傳
(
つた
)
へ
聞
(
き
)
く……
旅館以下
(
りよくわんいか
)
にして、
下宿屋以上
(
げしゆくやいじやう
)
、
所謂
(
いはゆる
)
其
(
そ
)
の
高等御下宿
(
かうとうおんげしゆく
)
なるものは——
東區
(
ひがしく
)
某町
(
ぼうちやう
)
と
言
(
い
)
ふのにあつて、
其處
(
そこ
)
から
保險會社
(
ほけんぐわいしや
)
に
通勤
(
つうきん
)
する、
最
(
もつと
)
も
支店長格
(
してんちやうかく
)
で、
年
(
とし
)
は
少
(
すくな
)
いが、
喜多八
(
きたはち
)
には
過
(
す
)
ぎた
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画