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驕奢
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おごり
ふりがな文庫
“
驕奢
(
おごり
)” の例文
楠殿が高時の
酒
(
さけ
)
九
献
(
こん
)
肴
(
さかな
)
九
種
(
しゆ
)
を用ゆるを聞いて
驕奢
(
おごり
)
の甚だしいのを慨嘆したといふは、失敬ながら田舎侍の野暮な
過言
(
いひすぎ
)
だ子。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
もしこの男にして一家の
驕奢
(
おごり
)
を
図
(
はか
)
り、その妻には流行の先駆者たらしめ、あるいは子女をしてだらしのない
娯楽
(
ごらく
)
に
耽
(
ふ
)
けらしむることをもって、
己
(
おの
)
れの利益とみなしたならば
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
久しく我等を賤みたり、我等に捧ぐべき筈の定めの
牲
(
にへ
)
を忘れたり、這ふ代りとして立つて行く狗、
驕奢
(
おごり
)
の
塒
(
ねぐら
)
巣作れる
禽
(
とり
)
、
尻尾
(
しりを
)
なき猿、物言ふ蛇、露
誠実
(
まこと
)
なき狐の子、
汚穢
(
けがれ
)
を知らざる
豕
(
ゐのこ
)
の
女
(
め
)
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
悪
(
あく
)
の
驕奢
(
おごり
)
は言葉なくして
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
山人
(
やまびと
)
驕奢
(
おごり
)
に
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
▼ もっと見る
久しく我らを
賤
(
いや
)
しみたり、我らに
捧
(
ささ
)
ぐべきはずの定めの
牲
(
にえ
)
を忘れたり、
這
(
は
)
う代りとして立って行く
狗
(
いぬ
)
、
驕奢
(
おごり
)
の
塒巣
(
ねぐら
)
作れる
禽
(
とり
)
、尻尾なき猿、物言う蛇、露
誠実
(
まこと
)
なき狐の子、
汚穢
(
けがれ
)
を知らざる
豕
(
いのこ
)
の
女
(
め
)
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
驕
漢検1級
部首:⾺
22画
奢
漢検1級
部首:⼤
12画
“驕奢”で始まる語句
驕奢品