“驕奢品”の読み方と例文
読み方割合
きょうしゃひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また生産機関の勢力を天下に広告するの驕奢品きょうしゃひんたるがごときの状あるは、実に吾人がもっとも奇異の現象なりとして観察するところのものなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
吾人ももとよりこれを愉快なりと思わざるにあらず。しかれども論者の言のごとくはたして兵備をもって一の驕奢品きょうしゃひんなりとせば、吾人は容易にその論にくみするあたわざるなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)