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餌
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か
ふりがな文庫
“
餌
(
か
)” の例文
深々と堀を
縄
(
めぐ
)
らし、猛犬を
餌
(
か
)
い、鉄条網を張り渡して、容易に里の子も近づけず、隣組の交際もありませんが、それでも週に一度、或は月に二度位
法悦クラブ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
汝等が
鋭
(
と
)
き剣は餓えたり汝等剣に食をあたへよ、人の
膏血
(
あぶら
)
はよき食なり汝等剣に飽まで喰はせよ、飽まで人の膏膩を
餌
(
か
)
へと、号令きびしく発するや否、猛風一陣どつと起つて
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
この有様を家畜となった牛に比すればどうであろう。乳牛の如き各自の小舎に
餌
(
か
)
われあるいは牧場で草を
喰
(
た
)
べる時の有様は、怪しげなる者が来ても更に怖るるの
風
(
ふう
)
なく安んじてその所を得ている。
デモクラシーの要素
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
美わしとみずからおもえる情を讃せよ、
協
(
かな
)
えりとなす理を讃せよ、
剛
(
つよ
)
しとなせる力を讃せよ、すべては我らの矛の
餌
(
え
)
なれば、剣の餌なれば斧の餌なれば、讃して後に
利器
(
えもの
)
に
餌
(
か
)
い
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
汝
(
なんじ
)
らが
鋭
(
と
)
き
剣
(
つるぎ
)
は
餓
(
う
)
えたり汝ら剣に食をあたえよ、人の
膏血
(
あぶら
)
はよき食なり汝ら剣にあくまで喰わせよ、あくまで人の
膏膩
(
あぶら
)
を
餌
(
か
)
えと、号令きびしく発するや否、猛風一陣どっと起って
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
剛
(
つよ
)
しとなせる力を讚せよ、すべては我等の矛の餌なれば、剣の餌なれば斧の餌なれば、讚して後に
利器
(
えもの
)
に
餌
(
か
)
ひ、よき餌をつくりし彼等を笑へ、嬲らるゝだけ彼等を嬲れ、急に屠るな嬲り殺せ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“餌”の解説
餌(えさ、え、じ)は、動物を飼育や捕獲するための食物。ベイト(en: Bait)とも呼ぶ。
動物が自らの糧として獲得する食料をいうこともあるが、この語義は掲載しない国語辞典もあり、「餌生物」や「餌資源」といった表現は「食物資源」や「採食資源」とすべきという指摘もある。
(出典:Wikipedia)
餌
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“餌”を含む語句
餌食
食餌
餌取
餌箱
香餌
薬餌
餌差
餌差町
餌付
餌桶
餌料
餌猪口
練餌
餌袋
好餌
餌物
摺餌
生餌
餌壺
餌取小路
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