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飮
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や
ふりがな文庫
“
飮
(
や
)” の例文
新字:
飲
「召あがりますか、じゃありませんよ。何を一緒にやりましょうと仰しゃい。ねえ、ひとつ一緒に
飮
(
や
)
ろうじゃありませんか、いかがです」
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
『橘さんは餘り
飮
(
や
)
らん方ですね。』と云つた樣な
機會
(
きつかけ
)
から、日下部君と志田君の間に酒の論が湧いて、寢酒の趣味は飮んでる時よりも飮んで了つてからにある
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「君も此頃では
飮
(
や
)
るんでせう。激しい勞働をするものにとつては生理的な必要物らしいからね。」
続生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
バスケツトとも
言
(
い
)
はず
外套
(
ぐわいたう
)
にあたゝめたのを
取出
(
とりだ
)
して、
所帶持
(
しよたいもち
)
は
苦
(
くる
)
しくつてもこゝらが
重寶
(
ちようはう
)
の、おかゝのでんぶの
蓋
(
ふた
)
ものを
開
(
あ
)
けて、さあ、
飮
(
や
)
るぞ! トンネルの
暗闇
(
やみ
)
に
彗星
(
はうきぼし
)
でも
出
(
で
)
て
見
(
み
)
ろと
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「ちょうど二杯分殘ってる、きれいな飮み滓がね。じゃあ
飮
(
や
)
りましょう、かちんとゆきましょうぜ! さ、どうぞ杯をお取りなすって。」
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
▼ もっと見る
『醉つて?
然
(
さ
)
うです、少し
飮
(
や
)
つて來ました。だが女一人で此路は
危險
(
けんのん
)
ですぜ。』
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「これを
飮
(
や
)
ってらっしゃるところじゃなかったんですか?」とヴェリチャーニノフはシャンパンを指さした。
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
飮
部首:⾷
13画
“飮”を含む語句
飮食
飮料水
飮料
飮干
飮合
飮用水
飮酒
溜飮
飮物
飮食店
飮代
飮食品
飮酒家
飮過
飮逃
飮臺
飮食物
飮餘
飮用
飮馴
...