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韓退之
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かんたいし
ふりがな文庫
“
韓退之
(
かんたいし
)” の例文
韓退之
(
かんたいし
)
がいわゆる、
牛溲馬勃
(
ぎゅうそうばぼつ
)
、ともに収め並びに
蓄
(
か
)
うで、良医が用うれば馬糞も大功を奏し、不心得な奴が持てば金銭も馬糞同然だ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
柳宗元
(
りゅうそうげん
)
は
韓退之
(
かんたいし
)
の文を読むごとに
薔薇
(
しょうび
)
の
水
(
みず
)
で手を清めたと云うくらいだから、吾輩の文に対してもせめて
自腹
(
じばら
)
で雑誌を買って来て
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
能
(
よ
)
くこれを致すものは即ち「
絜矩之道
(
けっくのみち
)
」である。
韓退之
(
かんたいし
)
は「
其責己也重以周
(
そのおのれをせむるやおもくしてもってあまねく
)
、
其待人也軽以約
(
そのひとをまつやかるくしてもってやくす
)
」といった。人と
交
(
まじわ
)
るには、その長を取って、その短を
咎
(
とが
)
めぬが
好
(
い
)
い。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
いな大いに世の文明を進め人の智識を加うるに稗益あり、
且
(
かつ
)
夫
(
それ
)
試
(
こゝろみ
)
に
言語
(
げんぎょ
)
と文章の人の感情を動かすの軽重に就て爰に一例を挙んに、
韓退之
(
かんたいし
)
蘇子瞻
(
そしせん
)
の上に駕する漢文の名人
松の操美人の生埋:01 序
(新字新仮名)
/
宇田川文海
(著)
漢学の
素読
(
そどく
)
の仕方がまた非常に
可笑
(
をか
)
しかつた、文章軌範の
韓退之
(
かんたいし
)
の
宰相
(
さいしやう
)
に
上
(
たてまつ
)
るの書を其時分我々は読んで居つたが、それを一種
可笑
(
をか
)
しい、調子を附けずには何うしても読めぬので
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
▼ もっと見る
とても
韓退之
(
かんたいし
)
などの夢にも考へつく処ではない。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
(
韓退之
(
かんたいし
)
曰く、「形ありて声なきものは、物にこれあり、土石これなり。声ありて形なきものは、物にこれあり、
風霆
(
ふうてい
)
これなり。声、形とあるものは、物にこれあり、人獣これなり。声と形となきものは、物にこれあり、鬼神これなり」と)
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
韓
常用漢字
中学
部首:⾱
18画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
“韓”で始まる語句
韓
韓信
韓当
韓遂
韓国
韓非子
韓紅
韓人
韓浩
韓玄